この度、第16回日本褥瘡学会東北地方会学術集会を主催させて頂くことになり、誠に光栄に存じます。会員の皆様ならびに世話人の先生方には心から感謝と御礼を申し上げます。
宮城大学から始まった東北地方会は今回で第16回を迎え、山形県での開催は3回目となります。在宅医療の推進、地域連携が広がりつつある医療現場において、褥瘡対策は大きく変化しています。そこで、今回は「拡がろう、つながろう、そして、深めよう褥瘡予防・キュアの輪」をテーマと致しました。
褥瘡の予防・キュアについては、病院、施設、在宅、どの場面においても多職種によるアプローチが必要です。特に在宅医療を推進するには、多職種協働、地域とのつながりは不可欠です。人と人とのつながりを大事にし、交流を深めていただけるような学術集会にしたいと考えております。今回の学術集会では、特別講演、ランチョンセミナーをはじめ、ポスターセッション、岩手に引き続きハンズオンセミナーを予定しております。ポスターセッションでは顔と顔とを合わせディスカッションを深めて頂きたいと考えております(ディスカッションに花を添える企画も検討しております)。
7月の山形は既に暑さ厳しい季節となっているかもしれませんが、知識の習得、情報の共有、顔と顔を合わせた交流など有意義な学術集会となるようスタッフ一同準備を進めてまいりたいと思います。皆様のご参加を心よりお待ちしております。